遂にスタートです。
私、土橋のり子の旅のコラム。
まずは簡単に自己紹介から。
私は、26歳の時に友達と大阪のミナミ、アメリカ村でSHOPを始める。
当初は、オリジナルのお洋服ブランド『MON Chou Chou』の
デザイン、パターン、生産がメインの仕事で、
買い付けといえばもっぱら生地やボタンなどの材料の仕入れでした。
3年後ひとりになってからは、材料の仕入れから、
アクセサリーや雑貨の仕入れなどもするようになった。
そうは言っても、前回も書きましたが、語学の方はからっきし。
お恥ずかしい限り、旅の恥はかき捨て的な旅を25年も続けているわけです。
そんな私も、今では刺繍作家&講師、そしてお店という
2足ワラジで、そこらかしこを駆けずり回る日々であります。
お店を始めるきっかけも、初のヨーロッパ卒業旅行でいった
クリニャンクールの蚤の市がきっかけだったし、
刺繍を始めるきっかけも、ロシアの民族博物館でみた
手仕事の素晴らしさからだったように思います。
旅が導いてくれたようなものですね、今考えると。
簡単な自己紹介はこれくらいにして、
第一回は、旅の支度について。
何が楽しいって、旅支度ほど楽しい物はない
と私は思います。
まずは、何かの記憶やヒント、思いつきで
ここに行きたいと!と思うと
昔人間の私は、やはり『地球の歩き方』を買ってしまいます。
お洒落な旅行本よりも、やはり頼りになるのが
『地球の歩き方』だと思うのです。
どさ回り系旅には、『地球の歩き方』なのです。
これらの国は行った国ですが、もちろん興味があって買ったものの
訪れていない国もものもあります。
どうしても、資料の少ない地域は
古本に手を出す。情報は、その頃のものなので
明らかに古い情報です。
こうなってくると旅の準備というより、単なる興味ですw。
大概の国の情報は、このネット社会であれば
手に入るものなのですが、ウイグルを旅した際は、
情報の少なさに、こういった古本を購入。
司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズに手を出したり。
まあ、旅情報をGETするという意味もあれば、
こういうものを集めている時点で、
気持ちがUPしていくのです。
さあ、行くぞ〜っという高揚感を楽しんでいるのでしょう。
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